口座開設4日目

インサイダー取引規制について

前回、ちょっと大事なことを書き忘れたので、追記しておきます。

証券口座の開設を申し込む際に、上場会社のサラリーマンの場合、必ず「勤務先と本人の関係」を聞かれる欄があります。これは、インサイダー取引規制のためにある項目です。

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ご存知でない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単にインサイダー取引規制について触れておきたいと思います。

インサイダー取引とは、会社の重要な非公開情報を知っている人が、その情報を知った上で株の売買をすることです(正確な定義はとりあえず置いておきます)。このようなことをすると、その重要事実を知っている人と、そうでない人との間で不公平が生じ、株取引への信用が落ちてしまいます。そうすると、投資をする人が減って、市場経済が成り立たなくなりますね。

そこで、このような非公開の重要情報を知っている人は、それを利用して株取引をしてはいけないということが、法律で決まっているんです。金融商品取引法という法律で、違反すると刑事罰が科されることもあります。

こういった情報は、必ずしも取締役などの役員だけではなく、通常の従業員も知ってしまう可能性があります。軽い気持ちで、「他人を出し抜いて儲けてしまおう」と思ってインサイダー取引を行ってしまうと、刑務所に行くことになるかもしれません。

そこで、証券口座を開設する際には、必ず会社との関係を聞かれるんですね。ここは、大人しく「上場会社の内部者に該当する」を選んでおきましょう。自分は一般従業員でしかないから、内部者に該当するかよくわからないという方もいると思いますが、迷ったら「該当する」を選びましょ

まず間違いなく言えるのは、あえてリスクを取る必要性は無いということです。自分の判断で内部者に該当しないと思ってインサイダー取引をしても、裁判で該当するとされてしまえば、それで終わりなのです。お金を稼いで豊かになることが目的なのに、小銭を稼ごうとして罰金を取られ、刑務所にまで入れられたら、本末転倒です。

そもそも、上場会社の社員の方は、自分の会社の株に手を出すのは控えた方がいいです。法律上の内部者は、けっこう範囲が広く、一従業員がこれに該当する可能性は意外とあります。また、世の中にはたくさんの株があり、いろんな選択肢があるのに、あえてわざわざ自社の株を買わなければいけない理由は無いと思いますしね。リスクしかありません。大きな会社であれば、自社の持株会があると思いますから、自社株はそこで買うのがベストです。

というわけで、前述の通り、この項目は、「内部者に該当する」を選んでおきましょう。

申込後の手続き

さて、以上で申込手続きは完了します。

この後の手続きは、証券会社によって、次の2パターンに大きく分かれます。

1.情報記入はここまでで終わり、後日郵送で本人確認書類(免許証等)を送るパターン
2.情報記入に続き、本人確認書類(免許証等)をデータでアップロードするパターン

いずれにしても、そんなに違いはありません。粛々と、提示された手続きをこなしていくだけです。

ただ、私自身がそうだったのですが、一度にたくさんの証券口座開設を申し込むと、書類がいっぺんに来るので、どれがどれだかわからなくなります。場合によっては、書類を別の証券会社と間違って送ってしまうこともあるかもしれません。必ず証券会社ごとに書類を保管しておきましょう。

書類が届く際の注意

証券口座開設手続の際に届く書類は、基本的に全て「本人限定郵便」で届きます。

本人限定郵便とは、郵便物の名宛人本人でなければ受け取ることができない郵便のことをいいます。必ず本人が玄関に出て、運転免許証等の身分証明書を配達員の方に提示することにより、はじめて受け取ることができます。

多くの郵便物がこの形式でくるので、正直かなりめんどくさいですし、夜遅くまで仕事をしている方にとっては、かなり不便です。しかし、証券口座の番号や、株取引をする際のID、パスワードなどが印字されている書類が届くので、めちゃくちゃ重要な書類ですからね。仕方ないとは思います。

これを終えることにより、はじめて証券会社のHPから、株取引の画面にログインすることができるようになります。

ここまでの一連の手続きは、一社でだいたい1週間といったところでしょうか。私の印象としては、証券会社の対応はかなり早いです。書類が速達で来ることも多いです。こちらがめんどくさがって書類を放置していると、どんどん遅くなりますが、自分が早く処理すれば、手続きも早く終わるといった感じですね。

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