【解説】チャートについて3

チャートからわかること

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チャートを見られるようになると、なんだか自分が「株をやってる!」って感じがしますよね。テレビとかでも、なんか株をやってる人って、こういうグラフ見てたな~と、私なんかは思いました。

チャートを見られるようになると、最低限の株の動きがわかるようになります。

チャートだけで判断しない

しかし、チャートについて1でもお伝えしました通り、チャートはあくまでも過去の株価を表したものにすぎません。過信は禁物です。株を売ったり買ったりする上では、チャート分析は最低限必要な行為ですが、それは絶対ではなく、他の情報と合わせて総合的に判断していく必要があります。

まぁ、私自身、まだまだ初心者ですから、そんなに「総合的」な判断ができているかといえば、甚だ怪しいものですが・・・。実際、私は3回目の取引まではチャートだけを見てしていました。そして、その結果、けっこう含み損を抱えてしまいました。その顛末は、またお伝えしたいと思います。

私はデイトレーダーのことをよく知りませんが、一瞬の株価の上下に反応して売り買いするデイトレーダーは、会社の内面的な状態よりも、表面的に見えている現在の情報、つまりチャートを重視するのではないかと思います。彼らは、常にパソコンの前に張り付いて1秒単位で取引することができますから、いわば反射神経と処理能力の高さがあれば、チャートだけからでも利益を出すことができるのだと思います。

デイトレーダーでなくても、景気が比較的落ち着いているときであれば、上昇トレンドの株を適当に買って、ちょっと上がったら売る、といった方法で小銭を稼ぐことはできるかもしれません。しかし、前述のように、チャートは過去の株価を表しているにすぎませんから、突然株価が暴落することもあるかもしれません。そのようなとき、サラリーマンである私には、迅速な対応はできないでしょう。

私のようなサラリーマンは、そもそも大前提として、極力そういう表面的な情報に従った株取引は控えるべきだと思っています。パソコンの前に張り付けない自分が、チャートだけを見て株取引をしても、それは勘でやっているだけですから、運の良し悪しで利益や損失が決まってしまいます。それでは、「1億貯めて脱サラ」という当初の目標は達成できないでしょう。

とにかく、チャートだけでなく、この後解説していく「板情報」や、さらに重要な「その他の会社情報(銘柄情報)」を必ず確認することをオススメします。

なぜチャートだけで判断してしまうのか

とはいえ、私は最初はチャートだけを見て株を売り買いしていました。その理由は、第一にはまだ私が初心者で、他の情報の読み方がわからなかった、というのが理由ではありますが、他にも理由があります。

まず、めんどくさいから、というのがあります。

チャートって、ぱっとわかりやすい情報として入ってくるから、上がっているのを見ると、つい自分も便乗して買いたくなるんですよね。でも、めんどくさいから他の情報をきちんと見ない、という状態では、いつまでたっても継続的な利益を出すことはできないと思います。思いますというか、間違いなくできないでしょう。だって、それではやっていることはカジノでの賭けと変わりませんからね。過去の情報を見て、ルーレットの赤と黒どちらに玉が入るかを当てる、それと変わりません。ずっと運との勝負です。

次に、似たような理由ですが、簡単だから、というのがあります。

私は特に説明しませんでしたが、株の入門書などには、よくチャートの傾向や、ローソク足の形によって、その未来はこうなる!という解説がされています。例えば、「こういうローソク足が出ると、徐々に株価は下がっていく」とか、「こういうローソク足が出たら売りどきである」なんてことが書かれているんですね。それはべつにいいと思いますし、傾向としては、そういう傾向が強いという意味で間違っていはいないのでしょう。そして、その傾向に従って取引していれば、特段の勉強も必要なく簡単に取引できてしまいます。

しかし、当然のことですが、こういう「傾向」は絶対ではありません。この通りにいくこともあれば、そうならないこともあります。当たり前ですよね。そういう絶対的な「法則」があるなら、誰もが株で儲けているはずです。しかし、現実はそうではありません。このような「傾向」は私も一応学びましたが、一応頭の片隅に置いておいて、冷静に状況を見ることが重要です。

などと、また偉そうに書いていますが、一度そういう「傾向」を知ってしまうと、どうしてもそういう「傾向」が表れたときには買いたくなっちゃうんですよね・・・。自制しなければいけません。

 

結論としては、最低限の知識として、チャートの分析はできるようになるべきですが、あくまでも他の情報と合わせて総合的に判断することが大切ということですね。チャートは判断の1材料にすぎないということを、自分への戒めの意味も込めて、ここに記しておきたいと思います。

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