【解説】株とは

株とは

このブログを始めた当初、なるべく多くの証券口座を開設するということを1つの目的としていました。

その理由の1つが、IPO株の抽選での当選確率を上げるというものでした。

当時はまだIPO株についての詳しい知識が無かったのですが、少し勉強したので、さっそくIPO株の抽選に参加していきたいと思います。

その前に、読者の方には最近までの私と同様、IPO株についての知識が全くないという方もいらっしゃるかもしれないないので、先に少し解説をしておきたいと思います。

株式会社の仕組み

前置きが長くなってしまうのですが、IPO株の解説の前に、そもそも株、そして株式会社というものの仕組み、上場とは何か、といったことについて改めてご説明しておきたいと思います。IPO株というものを理解する上での助けになるかと思います。

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そもそも株や株式会社とは何でしょうか。

色々な説明の仕方があるとは思いますが、株とは、もともとは大規模事業を営むための手段です。通常の個人商店は一般的には自分の資金で運営します。借りてもせいぜい銀行から借りるのが限度です。しかし、間違いなく全国規模、世界規模でやれる企画があるのに、自分に大した担保が無ければ、銀行から借りられるお金にも限度があるので、大規模な事業を営むことはできません。

そこで考え出されたのが、株式会社という仕組みです。今でこそ、インターネットが発達していますから、世界中の知らない人からカンパを募ることもできますが、昔はそうはいきません。そこで、株式会社という制度を作って、株主を公募するというシステムを作ったわけです。

株式会社のシステムとはつまり、「私の会社の株を買ってください」と言って、会社の発行する株を買ってもらうというシステムです。じゃあ、株とは何かというと、ただの紙切れです(昔は「株券」という紙でしたが、今は電子化されているので、紙ですらありません)。ただの紙切れを買ってくださいと言うのです。なので、そのためには、買う側に有利な何かが無いと誰も買いませんよね?

歴史的に色々な経緯はありますが、買う側に有利な何かとは、基本的には配当金です。自分の出資した(株を買うことは会社に資金を出すということなので「出資」といいます)会社が成長すれば、配当金は増えますから、自分の出資した額よりも大きなリターンが見込めるかもしれないということですね。

このようにして、株を買ってもらうことによって、会社に沢山お金が入ってくるわけです。銀行からしか借りられないときと違って、株を買いたいと言ってくれた不特定多数から、限度なしに資金を提供してもらうことができるので、このシステムによって、大規模事業を営むことができるというわけです。もっと資金が必要だと思ったら、追加で株を発行することもできます。

株の価値の変化

このようなシステムにより、今となっては会社といえば株式会社というほど、世の中には多くの株式会社が存在しています。上のお話は、あくまでも本来の意味での株式会社のシステムですが、現代においては、必ずしも大規模事業を営む前提でなくても、株式会社を設立することはできます。

また、現代では株主の中には会社のために出資するという意識が薄く、単に金銭のように流通する資産の1つであるという認識の人も多くいます。私もその1人です。

さらに、昔は「株=会社資産を細かく分割したもの」でした。つまり、全ての株券を集めたら、その金額はイコール会社の価値だったのです。例えば、会社の資産価値が10億円で、株を1億発行していた場合、1株の価値は10円(10億÷1億)でした。そのため、昔は株券にその額が金銭のように記載されていました。

ところが、株が広く流通すればするほど、株は会社の価値をそのまま表すものではなくなりました。色々な要素が株価に影響するようになりますが、何よりも、人の「期待値」が反映されるようになります。人の注目を集め、とても人気のある会社の株は、その期待値によってどんどん上がり、発行している株の株価を全部足すと、会社の実際の資産価値を超えます。逆もまた然りです。

そんなわけで、今では株の価値(つまり株価)は様々な理由により、実際の会社の価値と必ずしも直接の関係なく変動するのです。

以上が、ごく簡単な株および株式会社についての説明です。法的その他学問的な観点からは、また様々な説明があるとは思いますが、大雑把にはこういうものであるという理解で良いかと思います。

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