【解説】IPO株抽選の参加方法

IPO株の一覧を探す

IPO株の抽選に参加するといっても、そんなに特別な手続があるわけではありません。

まずは、証券会社のホームページから、IPO株のページを探しましょう。前回挙げた証券会社には必ずありますが、小さい証券会社ではIPO株自体を取り扱っていない場合もあります。以下に、簡単に該当ページがどこにあるかを示しておきます。

SMBC日興証券より

SMBC日興証券より

マネックス証券より

マネックス証券より

SBI証券より

SBI証券より

赤い矢印で示した部分が、IPO株に関するページへの入口です。いずれもログイン後のトップページにあります。

ここをクリックすることにより、最近その会社が取り扱っている(または取り扱う予定の)IPO株一覧を見ることができます。マネックス証券が比較的シンプルで見やすいので、以下ではマネックス証券の画面を参考にご説明します。

マネックス証券より

マネックス証券より

このように、過去、現在、そして将来のIPO株一覧が出てきます。そして、それぞれの会社の名前、抽選参加期間(マネックス証券では「ブックビルディング期間」と呼んでいるようです)、公開日、公開価格、売出数などが掲載されています。

まず注目すべきは、もちろん抽選参加期間です。これが締め切られていたら参加できませんから、抽選期間中、または抽選参加期間未到来のものを探していきましょう。

次に、公開価格帯を見ましょう。例えば、画像内の「PCIホールディングス」の公開価格は2,330円~2,530円となっています。

この2つを確認するだけで十分です。売出数がいくつであろうと、当たるときは当たるし、外れるときは外れるので、あんまり関係ありません。公開日なども、当選してから気にすればいい話です。

入金

以上の2点を確認したら、まずは入金をしなければなりません。

抽選に参加するためには、基本的にそのIPO株の「公開価格×最低取引株数」分のお金が、その証券会社の口座に入っていなければならないのです。例えば、上の「PCIホールディングス」の例で言えば、公開価格は2,530円(最も高い値段)で、最低取引株数は100株なので、2,530円×100株=253,000円の入金が必要になります。

私の少ない経験上、多くのIPO株の公開価格は、安くて1株500円ほどから、高くて3,000円ほどまでです。一番多い価格帯は1,500円前後だと思われます。したがって、IPO株の抽選に参加するためには、最低でも15万円、できれば30万円は用意しておきたいところです。私としては、これが非常にきつかったですね。

入金手続は、普通に株を買うときと同じですので省略させていただきます。

抽選参加申込み

入金が完了したら、抽選に参加するIPO株を発行する会社の需要申告ボタンををクリックしましょう。

マネックス証券より

マネックス証券より

次のページに行ったら、買いたい株の数、範囲内での希望購入価格、連絡先等を入力する必要があります。希望購入価格についてですが、これは価格帯の中で最も高い金額を選ばないと、かなり不利なようです。必ず最も高い価格を選択しましょう。

次に、どの証券会社のシステムでも、その会社の「目論見書(もくろみしょ)」というものを読むよう促されます。目論見書とは、その会社の目標などが書かれた資料で、要は上場したらどう会社を発展させていくか、どう資金を使っていくか、などを詳細に説明したものです。はっきり言って、単に初値売却による利益を得る目的の人は読む必要はありません。でも、クリックしないと抽選参加できないので、一応クリックだけしましょう(PDFファイルが開きます)。もちろん、会社に興味を持って読むのも良いことだと思います。

その後、内容を確認する画面に移行し、そこで最終確定ボタンを押すことにより、抽選参加は完了です。証券会社によっては、事前にこれも読んでくださいなど、何か出るかもしれませんが、その場合は読んで進んでください。

抽選に参加したら、先ほどの一覧ページに「申込中」ですとか「抽選参加中」といった感じの表示が確認できると思います。

資金の拘束について

IPO株の抽選に参加すると、その参加に必要とされた資金(上の「PCIホールディングス」の例だと253,000円)は拘束されます。拘束されるとは、抽選が終わるまではそのお金を移動したり、他の株を買う資金として使うことができないということです。このルールは、証券会社によって微妙に異なるようですが、少なくとも私の参加したことのある上記3証券会社では、やはり全て拘束されました。抽選期間中にお金を移動したりすると、当選の権利が失われたりすることもあるようなので、注意してください。

抽選が終わって落選していれば、その拘束は解け、お金は丸々全部戻ってきます。手数料等が引かれることは一切ありません。したがって、前述した通り抽選参加にデメリットは一切ありませんが、あえて言うなら、抽選期間中(通常は1週間~2週間程度)はお金が動かせないことをデメリットと思う人もいるかもしれません。

 

以上でIPO株抽選の参加方法の説明は終わりです。文字で書くと長くなりますが、実際は数分の手続で終わるので、ぜひやってみてください。当たれば儲けモンです。ちなみに、私はまだ当選したことが無いので、当選後の手続についてはご説明できませんが、おそらく株の購入意思を確認された上で、拘束されたお金で株を買い、上場日に成行で売る、という手続になるものと思われます。

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